陸上自衛隊第11旅団創立17周年・真駒内駐屯地開庁71周年記念行事(その4/止)

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日が空いてしまいましたが、真駒内駐屯地における陸上自衛隊第11旅団創立17周年・真駒内駐屯地開庁71周年記念行事の観閲行進の様子を最後までお届けします。

第11施設隊の07式機動支援橋(左:橋節運搬車/右:架設車)
第11施設隊 3 1/2tトラック ダンプ仕様

施設隊の車輌がでてきました。
機動支援橋なんてのはあまり見ませんが、3 1/2tトラックのダンプ仕様は雪まつりの時に雪を運ぶのに使ってるのを見たりするので、ある意味m馴染みのある車かと思います。

 

 

第11後方支援隊第2整備中隊  重レッカ車(右)、左の車輌は不詳(トラックとしては3 1/2tトラック)
第11後方支援隊補給中隊 3 1/2t 燃料タンク車
第11後方支援隊輸送隊 73式特大型セミトレーラ

後方支援部隊の車輌です。
73式特大型セミトレーラは、トレーラーヘッドが三菱ふそうのスーパーグレートをベースとしてホイールベースを伸ばし、ヘッドライトをバンパー埋込にしたAWD(4WD)仕様のもの、トレーラー部分は東邦車輌(旧:東急車輌)製だそうです。
90式戦車の運搬にも使えるそうですが、重量オーバーになるので車両部分と砲塔部分を分割して運ぶ必要があるとか。

 

第10即応機動連隊 96式装輪装甲車
第10即応機動連隊 機動戦闘車中隊 16式機動戦闘車

第10即応機動連隊の車両群ですが、かなり「THE 陸上自衛隊」という趣きの車両になってますね。
装輪装甲車(コマツ製)と16式機動戦闘車です。機動戦闘車は舗装路を行くに限れば戦車より速く移動できるとか。

 

第11特科隊 第1射撃中隊 99式自走155mmりゅう弾砲

戦車と何が違うのか、のその2、第11特科隊の99式自走155mmりゅう弾砲。
この車とか、先に出てきた16式機動戦闘車なんかがわかりやすいですが、ナンバープレートを付けられない車両は、車両に直接番号を塗抹しているんですね。(この画だと左ヘッドライトの横に書いてある96 7394ってのがそれ)

 

第11戦車隊の更新を観閲する第11師団長
第11戦車隊隊長乗車の90式戦車

ようやく戦車が出てきました。90式戦車です。
「第11戦車隊の更新を観閲する第11師団長」の画はInstagramでもその日のうちにご紹介した画で、お気に入りの画です。
しかし、更新は40分ぐらい続くんですが、この間師団長はビシッと直立してて威儀を正しておりました。慣れもあるのでしょうが、大変なことです。
で、行進の開始前に水タンク車(散水車)で水まきしてあったんですが、時間とともに乾いてしまい、戦車通過時には結構な砂埃をおみまいいされました。こうなってくると縁起物ですね。
どのぐらいの砂埃だったか、というのはこの後の写真でご確認ください。

重装輪回収車(第11後方支援隊)
90式戦車回収車(第11後方支援隊)

戦車のあとは、回収車2台、重装輪回収車と90式戦車回収車です。
その名の通り動けなくなったりした重装輪車や戦車を回収する車両です。それだけでなく出先での修理にも使うとかいう話もあります。
重装輪回収車は16式機動戦闘車のようなタイヤつきの重い車両を、90式戦車回収車はその名のとおり90式戦車を回収します。
しかし戦車7両通過後は土埃がスゴかった。

 

日本国国旗と第11飛行隊のUH-1J ヘリコプター(丘珠駐屯地より飛来)
第11飛行隊のUH-1J ヘリコプター
第11飛行隊のUH-1J ヘリコプター

殿(しんがり)は、われらが(防衛モニターとしてお世話になってるだけやろ)丘珠駐屯地所在の第11飛行隊のUH-1J 3機による編隊飛行です。
1枚目の国旗とともに写るカット、なんか黄色っぽいですがホワイトバランスがズレてるとかそういうのではなく、土埃の影響です。
レンズの方向変えると2・3枚目のようにちゃんと青空は澄んでいます。

しかし、それなりの高度をフライパスしていったので、200mmのレンズではちと迫力不足でしたね……


装備品展示より:120mm迫撃砲RT

120mm迫撃砲RT

その2で出てきた、高機動車に牽かれた120mm迫撃砲RTの使用状態の図がこちら。
やたらシンプルに見えますが、迫撃砲ってのはシンプルなものらしいです。

では、今日のはこんなところです。

装備品展示シリーズは掲載するかどうか悩んでます……
もう今週末は丘珠駐屯地の創立記念行事なので……