あっという間に4月になりました。
例年4月の頭というと、私が事務局を担当してる特定非営利活動法人北海道を発信する写真家ネットワークの決算作業であるとか、事業報告書の作成作業であるとか、補助金の精算作業だとかで忙しいのですが、このたび、防衛省から防衛モニターの委嘱を受け、去る2025年4月2日に丘珠駐屯地で開催された委嘱状交付式ならびに丘珠駐屯地の部隊見学に出席してきました。

写真も撮影させていただいたので、せっかくですのでご紹介します。
というか、今後こちらのブログで防衛モニターとしての行事参加等についてレポートできればと思っています。
防衛モニターとは……
防衛モニター制度とは、我が国の防衛問題や自衛隊に関する事項のほか、駐屯地の活動などについて、モニター(自衛隊に関する外側からの視点)による意見や要望を今後の諸施策に反映させることを目的として実施されています。
オフィシャルな表現だとこのようになりますが、まあ、自衛隊のことを知ってもらって、その中で気づいたことなどを情報提供する……といった感じでしょうか。
防衛モニター任期は2年です。自分は令和7年度委嘱なので、令和8年度末の令和9年3月末までが任期となります。
ちなみに最低でも年に1度、宿題(ご下問)があります。どういった内容かというのは先達の防衛モニター諸氏のブログ等にあると思うのでそちらをご覧くださいませ。(自分も宿題出たら:差し支えのないかぎりレポートします)
自分は丘珠駐屯地のみなさんにお世話になります。飛行機撮ってる自分にとってはうってつけ(コラ
ちなみに、防衛モニターのほかに駐屯地モニターというのがあって、丘珠の駐屯地モニターは任期1年で丘珠駐屯地のことについての意見を差し上げるということのよう。(推測で書いてるのは、自分は防衛モニターなのでその辺の制度詳しく聞いてないからです)
自分は、この制度は防衛省のX(旧Twitter)で見かけて応募してみました。毎年募集しているようなので、興味のある方は応募してみてはいかがでしょうか?
委嘱状交付式

さて、最初の行事は委嘱状の交付式です。
委嘱状交付式は2025年4月2日午後、丘珠駐屯地内の厚生センターという建物の1階にある会議室のようなところで行われました。
写真は北部方面航空隊の本部の建物(要は式場の外観撮っても画にならんのでイメージカットってやつですね)
丘珠駐屯地とひとことでいいますが、複数の部隊が所在しているそうで、その辺は丘珠駐屯地のWebサイトをご覧頂くのがまちがいないと思うので、丘珠駐屯地の公式Webサイトでご確認下さい。
交付に先立ち、防衛モニターの制度についてスライドショーとともにご説明いただきました。
委嘱状は、北部方面航空隊長・丘珠駐屯地司令 足立弘典 一等陸佐(とてもえらい人) から直々に手渡していただきました。
ところで、この委嘱状、防衛モニターの委嘱状は防衛事務次官(防衛省の事務方=いわゆる背広組、文官のトップで防衛大臣の次にえいら人)の職氏名と押印(正確には印影の印刷)で発行されています。当日は防衛モニターのほかに丘珠駐屯地の駐屯地モニターさんとご一緒で、駐屯地モニターさんは先の足立一佐の職氏名で委嘱されてました。
防衛事務次官職氏名の委嘱状もありがたいけど、駐屯地司令の委嘱状もまた捨てがたい(何を言ってるんだ)
式典といってもカジュアルなもので、わりとあっさりと終わります。
ちなみに、出席に際しては「平服(動きやすい服装)でどうぞ」と案内がありました。平服って大概は略正装を言うんですが、部隊見学するよ、歩くよ、と言われていたのでネクタイ省略のボタンダウンシャツにジャケット、綿のスラックスにウォーキング用のスニーカーというカジュアルな出で立ちでお邪魔しました。
なお、式典最中の写真はありません。出席者がバチバチ撮るもんではないので。
部隊見学
式典につづいては丘珠駐屯地内のツアー……部隊見学です。
航空史料館「北翔館」
まずは駐屯地内にある航空史料館「北翔館」を見学。
自衛隊の駐屯地としては72年の歴史ですが、飛行場としては二次大戦中の1942年(昭和17年)からの歴史があります。
そういった前史を含めた資料が見られます。


ここは、機会があれば是非ご覧いただきたいと思います。おそらく駐屯地の一般開放(今年は6月15日だそうです)などの際にご覧頂けるのではないかと思います。
管制塔
管制塔を見学させていただいた……のですが、 中は写真撮影NGでした。ので拙過去作で管制塔の外観を。
はい、この機首の背景に写ってるのが管制塔ですね。
こうやって見ると低いですし、まわりに高い建物できてたりするので、ちゃんと見渡せるのかな、と思って上まで上がりましたが、ちゃんと見渡せました。滑走路の反対側は若干建物があったりしますが。
なお、この建物古いです。エレベーターはありません。階段を登ります。エアコンもあるようですが、四面ガラス張りですし夏場は暑そう……ちなみにエアコンは修理申請したとかなんとか貼ってありました(余計な事を書くな
救難消防車
飛行機に事故や火災があったときに出動するのが救難消防車。
丘珠飛行場には2台の救難消防車が配備されていて、Webサイトの紹介では、1台はⅠB型、もう1台がⅡ型……だったはずなんですが、2台ともⅠB型になってました。


自衛隊では救難消防車ⅠB型といわれていますが、車両としてはオーストリアの消防車や消防設備を専門とする企業「ローゼンバウアー」社のパンサーです。このリンクはメーカーの製品ページですが、オーストリア企業なんでドイツ語です。日本では帝国繊維が扱ってますね。なので、正面向かって左側に“Teisen”(帝国繊維の略称テイセンの英文字標記)というロゴが入ってます。
写真をよくみていただくと判るとおり、2台で微妙に仕様が違います。
パッと見、ゴツくてカッコイイんですが、大きすぎて車両の点検などで真駒内などに持って行くときは夜中、札幌市の特認を受けないとダメだそうです。あと、冬タイヤ(スタッドレス)もないそうです。
2枚目の写真は救難消防車といすゞのトラック(たぶん元はエルフ)です。
運用としては、3分以内に飛行場内の事故・火災現場に駆けつけられないとならないそうで、待機している隊員さんは20秒で防火服を着てこの救難消防車に乗って事故現場に向かうとか。あと、消防隊なので、飛行機の火災だけではなく、建物等の初期消火にもあたるそうで、札幌市の消防車がくるまで被害を最小限にとどめるのも仕事に入っているとか。
いずれにしましても、訓練や実演ぐらいにしか使わず、実用に供されないことを願うのみです。
……と、まあ長くなりそうなので今日のところはこの辺で。